年頭にあたって
令和6年1月1日
熊野吹奏楽団楽長
長野広幸 |
明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
新型コロナウィルス感染症（Covid-19）が感染症法上、５類に移行され、ようやく日常が戻りつつあった昨年は、自主公演1回、地域行事等2回の演奏事業を行うことができました。
昨年は、夏恒例の「ファミリーコンサート」が会館改修工事のため開催できず、自主公演としては年末の「第25回定期演奏会」のみとなりました。１年の間が空いての演奏会ということで、「第25回定期演奏会」では、用意した客席数の8割を超える多くのお客様にご来場いただきました。
1曲ごとに大きな温かい拍手をいただき、終演のカーテンコールでは手を振ってくださる方もおられ、客席を見渡した時の万感の思いは、これまでにないものでした。
豪雨災害、コロナ禍と続き、楽団自体も楽員数の確保や財政面での苦難に直面しながらの活動が続いていますが、楽員たちが年間で110日を超える練習を重ね、それぞれの強い思いを持ち臨んでいたように感じます。
いよいよ来年、令和7年には楽団創立30周年という大きな節目を迎えます。これまで紡いできた楽団の理念を、より強い思いで抱き、活動を進めてまいります。
令和6年も過年と変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げますとともに、本年が皆様にとって佳年となりますことを祈念申し上げます。 |
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