広島県熊野町で活動する市民吹奏楽団  
 
       
楽団談話

被爆77周年を迎えて


令和4年8月6日
熊野吹奏楽団

8月6日、広島は77周年の「ヒロシマ」の日を迎えました。

1945年8月6日。

広島は一発の原子爆弾により「広島」から「ヒロシマ」へと変わりました。

先の大戦で熊野町は昭和19、20年の2年間で108回の警戒警報、60回の空襲警報が発令され、特に昭和20年3月8日には深夜0時50分頃、B29型機の爆撃(爆弾10個)を受け、特に大きな被害を受けました。

1945(昭和20)年8月6日、8時15分。
 …広島市中心部に1個の原子爆弾が、人類史上初めて投下。

熊野町は爆心から10km以上離れており、また四方を山に囲まれていたため、直接的な被害はありませんでしたが、爆風は熊野町まで届き、建物のガラスなどが破損したという記録が残っています。
76年もの年月が経ち、被爆者は高齢化が進み、広島で観光客や修学旅行生に被爆の証言を語る「語り部」も減少し、いわゆる「生き証人」が「生きた証言」をする機会が減っています。
21世紀に生きる私たちが「平和」を語り続けることを忘れてはならない時代になってます。

現在、核抑止力という名の下の核戦争懸念、世界各地で頻発するテロ、それに対する報復感情などさまざまな問題が浮き彫りとなっています。これは20世紀から続く、核・武力・宗教問題の課題です。

現職合衆国大統領として史上初めて、オバマ大統領(当時)が広島を訪れたのは6年前。唯一の核爆弾を投下した国の元首が、唯一の被爆国で被爆地訪問が実現しました。この訪問が、今後の核廃絶への道となることを期への期待の高まりとなりました、あれから6年。世界の為政者は今一度合衆国大統領の広島訪問を思い出し、為政者としての一歩を進めてほしいと願うばかりです。

またロシアによるウクライナ侵攻により世界各国が核使用の可能性について懸念を表明しています。「死が空から降ってきた」とオバマ大統領(当時)は言いました。3年前に来広したローマ教皇・フランシスコ台下は言いました。「原子力の戦争しようは犯罪だ」と。

熊野吹奏楽団は8年前の8月6日、楽団創立の年、初の演奏会を行いました。被爆50周年の年でした。熊野吹奏楽団は吹奏楽を続けることができるこの幸せを鑑み、恒久平和を願い続け、吹奏楽での平和への取り組みを実践していきます。

謹んで原爆死没者ならびにすべての戦没死没者の御霊に哀悼の意を捧げます。

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